昨日で大相撲は11月場所も終わり、今年の大相撲本場所も終了しました。まずは力士の皆さんお疲れ様でした。優勝者は私の予想というか願望は叶わず、貴景勝となりました。でも、前回のブログで照ノ富士-貴景勝なら貴景勝の有利という予想は当たったでしょ?(笑)。本割で照ノ富士が勝った時は、圧倒的相撲だったので、決定戦もと思っていたけど、目が覚めるような一気の攻めで貴景勝は勝ちました。大関上がってからは、怪我や軽いスキャンダルで苦労したけど、出場者の中で最高位の責任を果たしたことは本当によく頑張ったと思う。貴乃花の弟子といつこと、大関ということなど色々な重責を担いながら闘ってきた男は体格以上に大きく見えましたよ。
けれども、今場所の相撲を見てて横からのいなしを多く使っていたのは、気になります。他の人は新たな武器が出来たと書いてるけど、私はどうかな?と。いなしは多用すると、癖になるし、その頃には相手に研究されてると思うので通用しなくなる→勝てなくなる→ムキになる→怪我をする、となる気がします。高安も大関に上がる時、横からのいなしではありませんが叩きを多用して、結局怪我で落ちました。
いなしは必殺技としてここぞという時にとっておくべきです。技の一つであっても、頻繁に使えばかえって足かせになる。そして、稽古でもあえて禁じ手にする、使いたいという気持ちを抑え、本場所のここ一番のために温存しておく。対横綱戦で使うのがいいのではないか。