発表されましたね。2ヶ月に一回、奇数月にコンスタントに開催されるとはいえ、やはり本場所というのはとても待ち遠しいものです。特に今回は、オリンピックの関係で前回の名古屋場所が終わってからの間がいつも以上に長いので、余計に待ち遠しく感じました。
今回の番付表を見てまず思ったのは、東西に横綱が2人きちっと据えられているという事ですね。照ノ富士が横綱に昇進し、西の横綱におります。この東西の横綱が揃うということだけで安心するのは私だけではなく、相撲ファン皆様同じだと思いますがいかがですか？
さて今度の九月場所での優勝力士の予想ですが、やはり横綱白鵬と照ノ富士、この2人絞られるのではないでしょうか？まだ番付発表されたばかりで、これから初日まで2週間あるというのに、少々気は早いですが、今のところそれしか考えつきません。横綱白鵬は、先場所約1年ぶりの復帰で全勝優勝を果たし、自信に満ちていると思います。体調も今のところ良さそうだし、まだまだ気力が衰えてないので優勝を狙ってくるでしょう。そして、照ノ富士の方ですが、去年からずっと復活を目指し駆け上がってきました。この辺で一休みというか一回ペースダウンしそうなところなんでしょうけれども、周りに他の優勝候補が見当たらないのでやはり今度の場所も候補の1人として挙げられるのではないでしょうか？
その他全体を見て、優勝争いはともかく活躍しそうな力士というと、やはり今場所新関脇の明生ではないでしょうか？私もYouTubeの生配信で常々言ってきたんですけども、彼はとにかく支度部屋ではたんたんと体動かし、いつも集中力を高めて土俵に臨んでいました。その姿がとても印象的で、相撲に対する真摯な姿勢はいずれ上がっていくんだろうなと思っていました。それがようやく収まるところに収まったかなと言う感じです。
幸いなことに同じ部屋に豊昇龍という有望な力士が入ってきてくれたことも大きいです。稽古相手に恵まれたことでどんどん力をつけてきました。豊昇龍も、今はまだ前頭筆頭とですが、いずれ三役に上がると思いますし、そしてそれより上の大関・横綱を狙える逸材でもあります。明生も切磋琢磨して稽古し、一緒に大関・横綱を目指して欲しいものです。
さて今場所の大関ですが、正代の方は合同稽古で怒られ、肘まだ痛めてしまったようなので、今のところ優勝争いという点は、期待できそうにありません。先場所同様勝ち越しを目標とするか、少し調子が上がれば2桁を狙えるくらいの程度だと思います。もう1人の大関の貴景勝も休場明けですから、首に不安を抱えながらの相撲は、勝ち越す力は持っていても優勝争いに加わるかどうかは微妙なのではないでしょうか？
その他ですと、合同稽古で好調をアピールしていた髙安、モンゴルのホープ霧馬山、上位常連の北勝富士、若隆景、玉鷲、大栄翔、このあたりが注目すべきかなと思います。さらには、初の上位となる期待の若手琴ノ若、そして久々の番付上位に戻ってきた宇良、この2人がどこまで通用するかも注目すべきかと思われます。それから、せっかく番付を戻してきた逸ノ城ですが、コロナで休場となるのでしょうか？先場所久々に力強い姿を見たので休場になれば大変残念です。
十両に目を向けると、新十両の北青鵬が楽しみな存在です。各段全て優勝してきた勢いをそのまま十両の土俵でもいかんなく発揮できるか、それとも壁にぶつかるのか注目の若手にから目が離せません。もう1人の新十両ほ村田改朝志雄も楽しみな存在です、怪我で出世は遅れましたが、元々実力はある力士なのでこれからどこまで頑張るのか見ものです。
緊急事態宣言の影響で数日間は無観客開催となるかもしれません。しかし、私たち相撲ファンはテレビの前でしっかり力士たちの戦いを見守っていきたいなと思います。今回の番付表では残念ながら西十両九枚目のところが空白になりました。先場所の貴源治の大麻所持による解雇でされたことで、空白の欄ができてしまいました。これは大変残念です、そういった不祥事も払拭するためにも力士達の土俵上の活躍を期待したいと思います。
ちょっと話はそれますが、番付表1番下の段の年寄のところに、豊響、勢、旭日松の名前が載っていましたね。彼らももう引退し親方になったのだなぁとしみじみ感じました、時の流れを速く感じます。お相撲さんの現役としての期間というのは大変短いものなので、1日1日を大切に過ごして頑張って欲しいなと願ってやみません。最後まで怪我なく皆無事にベストを尽くせることをお祈りいたします。まだ本場所まで2週間ありますが、まだまだ見所は沢山あり、これから気づいたことがあればどんどんアップしていきたいと思います。
皆さんは誰を応援してますか?そして、その力士を応援するきっかけになった理由など教えていただければ幸いです。どんどんメッセージ下さい^_^