令和3年五月場所番付発表

 つい先日三月場所が終わったかと思ったら、もう五月場所の番付が発表された。話によると、新横綱・新大関・新三役・新入幕・新十両がいずれもおらず、それが55年ぶりだということ。私個人の意見としては、特に驚かないしこれについての話題はあがらないでしょう。むしろ55年ぶりだということを発見したということのほうが興味がわく。毎回何かしら珍事がないか調べる人がいるのだろうか?それとも何らかのイレギュラーなことにヒットするようコンピューターでプログラミングされているのだろうか?

 話はそれたが、新〜が出ないということは、世代交代というか、代謝がされていないということ。新しい人間が出てこないと相撲は面白くない。絶対的王者が君臨し、ぐうの音も出ないくらい強く、どこまで記録を伸ばせるかみたいな存在がいれば、それも面白い。数年前の白鵬がそうであったが、今は昔となってしまった。手に汗握る、誰が優勝してもおかしくない戦国時代!・・・ではない。「誰でも優勝できる時代」なのだ。でなければ前の場所まで十両で幕尻の力士が優勝できますか?大相撲ファンの皆さんは本当に優しくて、ほとんどが力士の立場を尊重し応援し続けてくれているが、コロナも相まって、このままでは大相撲離れは避けられない。昔は相撲内容を見たさにファンは存在した。もちろん容姿も重要なポイントであっただろが、ひたむきな土俵態度にどれだけの人間が勇気づけられてきただろうか?今そんな力士はいるかな?はいいます、照ノ富士でしょう。序二段まで落ちた男が大関復帰したわけだから。あとは炎鵬、小さい体で頑張っているのだから。この二人には勇気をもらうし、何の打算もなく応援したくなるね。

 不祥事が続き、相撲協会は信頼回復のために徹底的にファンサービスを行なってきた。握手や写真を求められれば、気軽に応じる。悪いことではないが、距離が縮まりすぎてはどうだろうか?力士は神様の使いだなんて言われていた時代もある、土俵の上でまわし一丁で闘ってるんだ、当然だよ。だからこそ、気軽すぎても困るんだ。アイドルじゃないよ、アイドル感覚だとイケメンと言われる力士に皆集まる。イケメン力士の一人勝ち〜・・・もとい、一人負けである。イケメンだって、やがて力が衰え、老けて魅力がなくなる。そうなってもファンは応援し続けると思う?答えは否!容姿で選ぶファンなんて所詮そんなもん、ファンが離れた力士の心の傷は以下ばかりか・・・。私はイケメンでもないし、強くもなかったからわかりましぇん( ̄▽ ̄)

 最後に、五月場所の優勝は、照ノ富士でしょう。ありきたりですみません、このブログを読んで、このやろうと躍起になって照ノ富士を脅かす力士が出てくることを願って止みません。

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